町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
おじさん座り
2009年07月31日 (金) | 編集 |
こういう子たまに見かけませんか?

おっちゃん座り

きちんとしたお座りができなくて、あぐらをかいたようになるワンちゃん。

いろいろ理由はあると思いますが、このワンちゃんの場合は膝関節に異常があるためにこのような座り方になってしまいます。

膝蓋骨脱臼症候群といいます。

膝の異常

正常な方を見ていただくと、太ももの骨(筋肉)→膝の皿→脛の骨がまっすぐに並んでいます。

異常な方は、膝の皿と脛の骨を結ぶ靭帯の付着部位がずれてしまっていることと、本来、膝の皿は太ももの骨にある溝にはまりこんでいるのですが、その溝が浅いために膝の皿が正常な位置からずれてしまっています。

この膝の関節の歪みによって、あぐらをかくような座り方になってしまっているのです。

この「膝蓋骨脱臼症候群」は外傷など後天的に起こる場合と、先天的、つまり生まれつきの骨格や靭帯のゆがみから生じるものと2つに分類されます。

日常の診療で診るのは先天的なものがほとんどです。
チワワやヨーキー、トイプードルなどの小型犬種に非常に多く見られます。

この「膝蓋骨脱臼症候群」は重症度に応じて4段階に分けられます。

症状が軽いものであれば、膝に負担がかからないように体重制限・運動制限をすればほとんど普通のワンちゃんと変わらない生活がおくれますが、症状が重いワンちゃんでは手術が必要になります。

小型犬で、座り方がおかしかったり、歩いているときに後ろ足がうまく曲げ伸ばしできなくなるような症状が出る子は一度チェックをしたほうが良いでしょう。

触診で簡単にわかります。
当院では、初診時の身体検査で必ずチェックをするようにしているのですが、かなり多いですよ。
小型犬であれば50?60%くらいに見られるような(感覚的に)気がします。

といっても少し膝関節にゆるみがあるが日常生活に全く支障のない子や、すこし体重制限や運動制限をすれば問題のない子がほとんどです。

手術が必要なほどひどい子はそれほど多くはありません。
ただ、症状の軽い子でも、それを知らずに太らせてしまったり、過激な運動をさせてしまっていると知らず知らずのうちに悪化させてしまうことがあるので、なるべく早めに診断し、適切な管理をすることが重要です。

小型犬の飼い主様にはぜひ知っておいていただきたい疾病です。

組織検査
2009年07月27日 (月) | 編集 |
先日、ワンちゃんの皮膚腫瘍の手術のお話をしましたが、その腫瘍の組織検査の結果が返ってきました。

組織検査

送付した腫瘍組織は、薄く切り出されて、特殊な染色を施し、写真のようにスライドグラスに密閉されます。

この状態で腫瘍細胞を詳しく観察して、「どのような腫瘍なのか?」「悪性か?良性か?」ということを専門家が判断をします。

結果としては予想通り「肥満細胞腫」とのことでしたが、腫瘍の取り残しはなさそうだということのなので、今後は注意深い再発・転移の観察をしていけばよさそうです。

どうしたらええ?
2009年07月25日 (土) | 編集 |
昨夜、栃木に住む兄から電話がありました。

「仕事の帰りに子猫ひろったんやけど、どうしたらええ?」

私たちは兵庫県の生まれですので、家族での会話は関西弁です。

「どうしたらええって・・・どないしたいん?(どうしたいの)」

子猫


時々、子猫を保護された方からも同じようにご相談を受けますが、このようなときはまずその方が「どうしたいか」によります。

ひろった子猫をそのままペットとして飼育していくつもりであれば、まずは病院に連れてきていただきます。
その上で、糞便検査など各種感染症・寄生中のチェックをおこない、飼育していくために必要なワクチン接種やノミ予防などについてご相談いたします。

ひろったはいいけど自分の家では面倒を見れない場合は・・・

?里親を探す。自宅で管理できるかたは自宅で管理していただきます。 
 その場合、最低限の検査・予防などは保護された方の責任でおこなっていただきたいものです。

 自宅で管理できない場合は、東京都であれば動物愛護相談センターに保護していただくようになります。
 センターでは保護した動物の譲渡会をおこなっています。
 ただし、収容期間をすぎても里親が見つからない場合は残念ながら殺処分となってしまいます。

?元の所に戻す。
 野良猫であればノラとして生きるのがその子猫の人生と割り切っていただく。

いずれにせよ、子猫を保護するときは、保護したあとに自分がどこまで責任をもって対処できるのかということまで考えていただきたいものです。

里親が見つからなかったらどうするのか?
割り切って元の所に戻すことができるのか?(そのくらいならはじめから拾わないほうがいいのですが・・・)
もし怪我をしていたり、病気にかかっていたらその治療費は?

ところで、動物愛護相談センターでの譲渡会について皆様ご存知でしたか?
ペットを飼おうと考えたとき、こういったところにも出会いはあります。
よかったら一度、訪れてみては?

猫のエイズ
2009年07月24日 (金) | 編集 |
昨日、「口内炎がひどくて、半年間治療しているが治らない」ということで雑種のネコちゃん(男の子・6歳)がいらっしゃいました。

ネコちゃんは口内炎に悩まされることが多いのですが、6歳という若さで、しかも治療を受けているにもかかわらず半年も患うというのは単純な口内炎ではなさそうです。

口の中を診てみると、確かに歯石で汚れてはいますが、口内炎をひどく起こすほどの状態ではありません。
しかし、口の中はひどい口内炎で腫れあがっています。
ご飯を食べたいのに、いたくて食べれない状態です。

これは単純な歯の汚れなどからくる口内炎ではなさそうです。

お話を伺うと、最近は外には出さないが、何年か前まではある程度自由に外出しており、喧嘩をして帰ってくることもあったとのこと。

このような症例で可能性が高いのは猫のエイズです。
さっそく検査キットで血液検査をしてみると・・・

検査キット

青い丸が二つ出ているのがわかるでしょうか。
中央とその左下に丸がでたら猫エイズと判定します。

猫エイズはFIVとも呼ばれ、「猫免疫不全ウィルス」の感染が原因になります。(人に感染したりはしません)

あるデータによると日本国内のネコちゃんの10%程度に感染が見られるとされています。
感染の可能性が高いのは、自由に外出できるネコちゃんで、特に喧嘩の機会が多い男の子に多いとされています。

感染は喧嘩で咬んだり・咬まれたりして感染することがほとんどで、ちょっとした毛づくろいなどでの接触で感染することはほとんどないようです。

ですので、ペットショップなどで購入してからずっと室内飼育だったようなネコちゃんでは、脱走して喧嘩でもしてこない限り心配はいりません。

ただ、自由に外出している子や、もともと野良猫だったような子では感染の可能性があります。

猫エイズに感染すると、はじめは「無症状キャリア期」と呼ばれる、ウィルスには感染しているが、なにも症状が出ない時期があります。
この時期は、検査をすればエイズに感染していることはわかりますが、見た目には全く普通の健康なネコちゃんと変わりません。

その後、一定の期間を経て(数か月?数年)、「ARC(エイズ関連症候群)期」に移行します。
この時期は体内の免疫力の変調により、慢性かつ難治性の口内炎や鼻炎、結膜炎、下痢などを患うようになります。

今回のネコちゃんはまさしくこの状態です。
エイズウィルスの影響で、体内の免疫力がおかしくなり、口内炎を発症しています。
この場合、問題なのは口内炎ではなく、エイズに感染していることです。
「エイズは治る病気ではない=エイズに感染することで引き起こされる口内炎は治らない」ということです。
ただ、完治させることはできませんが、お薬で炎症を抑えてあげて、ある程度は楽にしてあげることができます。

AIDS(後天性免疫不全症候群)期にまで進行すると、免疫力が低下して貧血がひどくなり、体重が落ち、リンパ腫などのガンにかかりやすくなり、命を落とすことになります。

猫エイズは不治の病ですが、予防はそれほど難しくありません。
外に出さなければいいだけです。(エイズに感染している可能性のある野良猫・外ネコとの接触を避ける)

ネコちゃんを自由に外に出してあげられないのはかわいそうな気もするかもしれませんが、エイズは非常に苦しみの大きい病気です。
また、エイズ以外にも交通事故や、その他の伝染病のリスクを考えると、ペットとして長生きしてほしいと考えるなら完全室内飼育が望ましいでしょう。

夏期休暇
2009年07月23日 (木) | 編集 |
いつのまに?
2009年07月21日 (火) | 編集 |
いつもは皮膚病で通っていただいているチワワちゃんですが、今日はヘアピンを食べてしまったかも知れないということでいらっしゃいました。

腹部の触診では明らかな異常はありませんでしたが、念のためにレントゲン撮影をおこなうと・・・

石?

・・・ヘアピンはなさそうだけど・・・小石?
写真左側に白い塊が見えます。ちょうど一番下の肋骨のところですね。

飼主様もこれにはびっくり
心配していたヘアピンは見つからずに、別のものが出てきてしまいました。

ま、このくらいの大きさのものであれば問題にはなりませんが(うんちに出ます)、問題なのは飼主様の目を盗んで変なものを食べてしまっているということ。

小石程度ならともかく、中毒を起こすようなものやもっと大きな石であれば命にかかわることもあり得ます。

理由はわかりませんが、小石・石を食べるワンちゃんは結構います。
散歩中などお気を付けください。

ところでこのワンちゃん、肋骨が一本足りません。
石があるところの反対側の肋骨が足りないのがわかるでしょうか?

特にこれが問題になることはありませんが、ときどきこういった症例を見かけます。
生まれつきの奇形の一種ですね。
細かく言えば、腰骨も1つ足りないのですが・・・

犬の皮膚腫瘍
2009年07月20日 (月) | 編集 |
以前にネコちゃんの肥満細胞腫について書いたことがありますが、今回はワンちゃんの肥満細胞腫(疑い)です。

肥満細胞腫疑い

この症例はゴールデンレトリバー(4歳)の女の子です。
フィラリアのお薬をご希望でいらっしゃったのですが、その時に皮膚にできものがあるとご相談を受けました。

直径13mm程度で、皮膚表面にドーム状に盛り上がっていました。(手術前に写真を撮るつもりだったのですが、忙しくて撮り忘れてしまいました)

今までも何度か書きましたが、こういうときはまず針を刺して中の細胞を採取し、検査します。
ご覧のとおり、濃い紫の細かい顆粒をもった細胞(これを肥満細胞と呼びます)が多数出現しています。

ワンちゃんの皮膚にできる腫瘍のうち20?25%が肥満細胞といわれており、日常的に遭遇する腫瘍の一つです。

ワンちゃんの肥満細胞腫は悪性度がグレード1から3まで分かれており、数字が大きくなるほど悪性度が強くて厄介な癌ということになります。
グレード1であれば通常は切除するだけで済みますが、グレード2や3では状況によって放射線療法なども必要になってきます。

ですので、この腫瘍を疑った場合は、速やかに切除し、検査所でグレード分類をおこない、その結果に応じて適切な治療プログラムを立てる必要があります。

ゴールデン

ところで、我々獣医師の間ではゴールデンレトリバーはガンになりやすい犬種として有名です。
ある研究では2頭に1頭はガンで亡くなるというデータが出ています。

実際に私が今まで看取ったゴールデンの半分以上がガンで亡くなっています。
むしろ、ガン以外で亡くなった子を思い出すのが困難なくらいです。


猫が釣れた!?
2009年07月16日 (木) | 編集 |
釣り針

釣り針です。
ルアーに付いていたものだそうです。

趣味で釣りをされる方のネコちゃんが、ルアーにじゃれついて咬みついてしまったそうです。

左の下顎にぐっさりと刺さっていました

ルアーっていうと魚の気を引くためにいろいろ飾りがついてますからね、ネコちゃんにとってもいいオモチャになりますが、ちょっと大失敗です

釣り針は「かえし」がついているのでそのまま引っこ抜くわけにはいきません。
幸いおとなしいネコちゃんだったので、局所麻酔をかけてさらに押し込んで突き抜けさせてから抜きました。

熱射病
2009年07月14日 (火) | 編集 |
そろそろ関東は梅雨明けのようですね。

これからの季節にご注意いただきたいのは熱射病です。

老齢期の動物は環境の変化に順応する能力が低下しているので注意が必要です。

また、短頭種のワンちゃんたちは、呼吸での体温調節が上手くできないために熱中症になりやすいので、若くて健康な子でも注意が必要です。(パグ・フレンチブルドッグ・ボストンテリアなどですね)

パグ
http://www.copro.net/freephoto/
鼻がつぶれた構造をしているため呼吸での体温調節がうまくいきません。

人間のお子さんでもこの時期は車の中に置き去りにされたり、自宅での留守番中に熱中症で亡くなる事故が多発しますが、ペットのネコちゃん・ワンちゃんでも同様の事故が起きます。

自宅での留守番は、なるべく窓をあけて風通しをよくするか、可能であればエアコンをつけっぱなしにしておくほうが安心でしょう。
エアコンの温度設定は、お部屋の広さやエアコンの能力にもよりますが、27?28度くらいの設定が良いと思います。
冷やしすぎも当然良くないわけで、ワンちゃん・ネコちゃんは寒くても自分で調節することはできませんから、暑すぎない程度になれば十分です。

また、十分に水分補給ができるようにしておくことも重要ですね。

万が一、熱射病・熱中症におちいった場合は、何よりも体温を下げること。

? 水に浸す
  極端に冷たい水(氷)は皮膚表面の血管を収縮させてしまい、体温の放散効率が落ちてし
  まいます。
  普通の夏場の水道水の温度で十分です。

? 濡らしたタオルで体を包んだ状態で、扇風機などで風を送る
  濡らすだけよりも、風を送ることでより効率よく体温を下げることができます。

? 体温を下げる作業と同時進行で動物病院に連絡をとってください。


セミナー開催いたしました
2009年07月13日 (月) | 編集 |
無料セミナー「ペットを飼う前に」、開催いたしました。

「これから動物を飼おうと思っている」方を対象とした内容でした。

ペットを飼うとき、多くの方が衝動買いに近い形で飼い始めたり、家族の誰かが拾ってきたからということで飼い始めたりということが多いのではないでしょうか?

もしくは、計画的にペットを飼い始めたとしても、飼い始める前に「しつけ」や「動物の習性」について十分に下調べをしている方は少ないのではないでしょうか?

以前にも書きましたが、犬・猫というのは人間とはまったく食性・習性のことなる生き物です。
十分にその違いを理解して飼い始めないと、あとになって困ることが結構多いです。

動物と一緒に・・・


ネコちゃんであれば家中で爪とぎして困る、そこらじゅうにおしっこでマーキングをして困る。
ワンちゃんであれば、無駄吠えで近所迷惑になる、家族に対して咬みついてきてこまる、散歩でリードを引っ張ってしまって言うことを聞かないなどなど・・・

実はこうしたトラブルのほとんどが、事前にワンちゃん・ネコちゃんの習性や特性、しつけの方法を知っていれば防げることばかりです。

そして、こうしたトラブルを防ぐには、飼い始めてから準備をするよりも、飼い始める前に十分に知識を得て、十分な準備をしておくことが重要です。

動物を飼うっていうのは楽しいことばかりではありません。
しつけのトラブル、健康上のトラブルなど、飼い始めてから思いもよらないことがおこります。

そうなってから「動物飼わなきゃよかった」とならないためにも、事前に十分に知識を得て、
「本当に自分は動物を飼うことで幸せになれるのか?きちんと、小さな命を責任もって面倒見ることができるのか?」
ちょっと立ち止まって考えていただければと思います。




組織球腫
2009年07月10日 (金) | 編集 |
腫瘍 鼻先

まだ1歳のダックスの女の子です。
6月のはじめに鼻先にできものができて、2週間ほどの間にどんどん大きくなってきました。
皮膚表面が脱毛し、ドーム状に盛り上がっています。

直径およそ7mm。
はじめに診察した時は4mm程度でした。

FNA画像

この腫瘍に針を刺して内部の細胞を採取し、顕微鏡で検査をします。

写真のように、青紫の目玉焼きのような細胞(黄身の部分が濃い紫で、白身の部分が薄いブルー)が採取されました。

おそらく組織球腫とよばれる良性の皮膚腫瘍と思われます(この段階では確定ではありません)。

1?2歳と若いうちに発症することが多い腫瘍で、ダックスは結構多いみたいですね。

腫瘍の成長が早いのが特徴で、はじめに気が付いてから1?2週間でどんどん大きくなっていきます。
写真の症例も、2週間程度の間に直径4mmから7mmと倍近くまで大きくなりました。

基本的には良性の腫瘍で、なおかつ数か月のうちに自然消滅することがあるので、通常は即手術ではなく、1?2か月は様子を見るようになります。

しかし、今回の症例は発生した場所に問題ありです。

背中の皮膚などにできた場合は、腫瘍が2?3cmになってからでも簡単に切除することができますが、鼻のすぐ横だとそうはいきません。

自然消滅を待つのはいいけど、結局消滅しなかった場合に今よりも大きくなっていると、切除した後に顔の形が大きく変わってしまいます。
場合によっては、十分に切除できずに取り残しがでる恐れもあります。

そのことを飼主様と十分にご相談させていただいた上で、今回は早めに切除することとなりました。

手術は無事にすみましたが、すこし左のほっぺが右に比べると持ち上がってしまっています。
抜糸の頃にはもう少しましになるでしょうが、これ以上に大きくなっていたら厳しかったですね。

術後







研修中
2009年07月09日 (木) | 編集 |
研修中

受付スタッフを募集していたのですが、今日から研修が始まりました。

研修がひと段落したらご紹介しますが、明るくて話しやすい人柄の方です

当分は木・土・日の週3回勤務の予定です。

病院嫌いを防げ!
2009年07月06日 (月) | 編集 |
動物病院はワンちゃん・ネコちゃんにとっては基本的には嫌な所。

予防・治療のために必要とはいえ、押さえつけられて注射をされたり、身体検査であちこち触られたり、痛いところを触られたり・・・

そんなことが続けばワンちゃんは病院と獣医師が嫌いになり、病院に来るのを嫌がったり、治療に対して非協力的になってしまいます。
そうするとますます診療に時間はかかるし、嫌がって暴れる子はますます押さえつけられる・・・
で、ますます病院が嫌いになるという悪循環です。

それを和らげるために・・・

ごほうび

「ごほうび」作戦です。
診察のはじめと、何か処置をした後、診察が終わったときなど要所要所でワンちゃんに与えます。
そうすることで、「診察台の上=おやつをもらえる」「診察・処置は嫌だけど、我慢してればおやつがもらえる」という認識を持ってもらおうという作戦です。

すでに病院嫌いの子にはあまり効果がありませんが、子犬のうちや、まだ病院がそれほど嫌いでない子には効果抜群です。

病院が大好きとまではいかなくても、「嫌なことされるけど、おやつもらえるからまあいいか」くらいに思ってもらえば診療もスムーズですし、なによりワンちゃん・飼主様のストレスが軽減されます。

あたえるご褒美はHill's社の「低アレルゲントリーツ」。

低アレルゲンドリーツ

療法食の一種で、食事アレルギーや皮膚病を患っているワンちゃんにも問題なく与えられ、栄養バランスも「総合栄養食(主食)」とほぼ同等のバランスのとれたオヤツです。

療法食ですが結構美味しいみたいで、よっぽど緊張しているワンちゃん以外は喜んで食べてくれています。



奥歯にご注意!
2009年07月04日 (土) | 編集 |
木曜日に歯石クリーニングをおこなったワンちゃんです。
シーズー犬で3歳になったばかり。

処置前

ちょっと見づらいですが前歯はきれいなのに奥歯にはしっかりと歯石がついています。

歯石は唾液のなかのミネラル成分が付着して形成されるのですが、奥歯の横にはちょうど唾液を分泌する唾液腺の分泌口があるために、他の歯に比べて歯石が付きやすくなります。

ですので、飼い主様が自宅で前歯の様子だけみて「まだまだ歯はきれい」と思っていても、奥まで見ると結構汚れているということはよくあります。

今回の症例は歯石は付いているものの、歯周病などの問題はないので、簡単なクリーニングだけで済みました。
歯石の量も少ないので、麻酔の時間も最低限で済みます。

処置後

あまり歯周病がひどい状態になってしまうと、処置時間が長くなり、金銭的にも体力的にも負担が大きくなります。
このくらいだと、日帰りで最小限の処置で済むので2?3年に1回くらいのペースでやっていけるといいですね。

大漁!
2009年07月01日 (水) | 編集 |
7月12日(日) 無料相談セミナー「どうぶつを飼う前に」 14:00?
これから動物を飼おうと考えていらっしゃる方、飼い始めて1か月以内の方対象です。
参加ご希望の方は電話にてご予約ください。 


休診日ですが先日入院した尿石症のワンちゃんの手術でした。

尿結石

大漁です。
術後にレントゲンで確認しましたが細かいものもすべてとりきれたようです。

尿石除去

下の写真が術後です。
ホッチキスの針みたいなのがたくさん並んでますが、皮膚を縫合するためのホッチキスです。

取り出した結石は検査所で成分を分析してもらい、その結果に合わせて食事療法をおこなっていきます。

尿石は食事内容や体質が大きくかかわっているため、今回すべてとり除いたとしても、また新しくできる可能性があります。
この子も、今回が2度目の手術になるそうです。(3年前に他院にて手術)

定期的な尿検査やレントゲンでのチェックをおこないつつ、慎重に管理していかなければなりません。



無料相談セミナー 「どうぶつを飼う前に」
2009年07月01日 (水) | 編集 |
7月12日(日)
無料相談セミナーを開催いたします。

「どうぶつを飼う前に」

7月12日(日)
14:00?
参加ご希望の方は前日までに電話にてご予約ください!

詳しくはこちら→click

これからワンちゃん・もしくはネコちゃんを飼おうと考えていらっしゃる方、ワンちゃんやネコちゃんを飼い始めて1か月以内の方を対象としたセミナーです。

「ワンちゃん・ネコちゃんカワイイ!」 「ペットのいる生活って楽しそう!」

ちょっとまってください!

ワンちゃんにしてもネコちゃんにしても人間とは全く違う習性をもった別種の生き物です。

その生き物の習性を理解し、その習性に合わせた環境を整え、人間社会のルールを教えるためにしっかりとした「しつけ」をおこなうことができなければ、人間と動物の生活は不幸なものになってしまいます。

「家族以外の人に咬みつく」「家中のスリッパをいたずらして咬んでしまう」「大声で吠えて近所迷惑になる」「猫が家中で爪とぎしてこまる」などなど・・・

どれも人間にとっては問題行動でも、ワンちゃん・ネコちゃんにとっては本能的な当り前の行動ばかりです。

そういった犬・猫という動物の本能的な行動・習性を人間との生活になじむものに「しつけ」で強制するためには、生まれてからの数か月にしっかりとしつけることが大切。

動物を飼い始めてから、もしくは問題行動に悩んでから「しつけ」の勉強を始めたのでは手遅れです。

「どうぶつを飼う前に」、その動物の習性や基本的な「しつけ」の方法をしっかりと理解しておくことがワンちゃん・ネコちゃんとの幸せな生活には欠かせません。

ワンちゃん・ネコちゃんとのハッピーライフを送るために、ぜひご参加ください!