FC2ブログ
町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
ペットフードを選ぶ際に・・・ ?
2009年06月09日 (火) | 編集 |
一般的なペットフードには「総合栄養食」と「一般食」の区別があるのをご存知でしょうか?

「総合栄養食」とは、このフードと水さえ与えていれば栄養的にまったく過不足がないという食事で、日々の「主食」として与えられるべきフードです。

「一般食」というのは簡単にいえばオヤツやトッピングにあたるものです。
ささみジャーキーなどがこの例ですね。
「総合栄養食」とは違い、栄養的にはバランスが偏ったものになるので「主食」としては向いていません。
あくまで、オヤツとして与えたり、「総合栄養食」にトッピングとして与えるものです。

おやつ
http://anijan.net/photo/

「一般食」といわれると、「一般的な食事=主食として一般的に与えるもの」という印象があり、紛らわしい気がするのは私だけでしょうか?

「総合栄養食」を与えているにもかかわらず、あまり多量に「一般食」を与えると、「総合栄養食」の整った栄養バランスをかえって崩すことになりかねません。
栄養バランスの整った「総合栄養食」を中心に、あくまで楽しみ・おやつとして少量のジャーキーやビスケットを与えるようにしなければなりません。
というよりも、栄養学的な観点からいえば、「総合栄養食」を食べていれば「一般食」を与える必要はまったくありません。

よく飼主様から食事のことで、「この子はジャーキーとかオヤツはよく食べるけど、ドッグフード(総合栄養食)はあまり食べなくて・・・」とご相談を受けることがあります。
小型犬を飼ってらっしゃる方からこのようにご相談を受けることが多いです。

おいしそうに食べる姿がかわいくてジャーキーやビスケットを与えてらっしゃるようですが、体重が2キロとか3キロしかないような小型犬に、ジャーキーを何枚かあたえればお腹がいっぱいになって当然です。
そのあとにドッグフードを与えたところでそりゃ食べません。

これが、人間のお子さん相手なら、おやつの食べすぎで夜ごはんを残そうものなら「明日からおやつなし!」となることがほとんどだと思うのですが、かわいいワンちゃん・ネコちゃん相手ではそうもいかない方が多いようです。

ワンちゃん・ネコちゃんは自分自身で食生活を管理することはできません。
人間がきちんとした食生活についての知識をもって管理をする必要があります。

次回は、「総合栄養食」についてもう少し詳しくお話しいたします。