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町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
ダニ・ダニ・ダニ
2009年05月31日 (日) | 編集 |
ここのところ、子犬・子猫でダニの症例が続いています。

ミミダニ

あまりきれいな写真ではないですが、真ん中の茶色い丸い物体がダニです。
昨日、耳がかゆくてカサブタができているとのことで来院された、トイプードルの子犬ちゃんから発見されました。

ミミヒゼンダニとよばれる耳の中に発生するダニです。

どの年齢のワンちゃん・ネコちゃんでも感染しますが、比較的若い子で多いようです。

こいつがいると耳が痒くなるのはもちろん、耳に茶色くボロボロした耳垢やかさぶたがでてきます。

このほかにも、疥癬(かいせん)と呼ばれる皮膚症状を引き起こす(人にも感染します)ダニの症例も立て続けに来院されました。

こういったダニの症例は実はそれほど多くありません。

皮膚病で来院される症例のうち数パーセントもないのではないでしょうか?

ただ、めったに見ないからと言って、入念な皮膚検査をおこなわず、「皮膚病にはとりあえず抗生剤とかゆみ止めを処方する」というような手抜き診療をしてしまうと、たまたまこいつがいたときに痛い目をみます。

当然、寄生虫による皮膚病なので抗生剤やかゆみ止めでは治りませんし、使うお薬によっては悪化させてしまうこともあります。

これを見つけるたびに、「やっぱり油断せずにしっかり検査しないとダメだよな?」と自分自身の気持ちを引き締めるようにしています。