町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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施設ご紹介 4
2009年03月08日 (日) | 編集 |
2009/03/08

ずいぶん間が空いてしまいましたが、「施設ご紹介シリーズ」です。
最後を締めくくるのは手術室です。

手術室

手術室は壁も床も青で統一してあります。
これは、手術室が特別な空間であることを視覚的に認識するためです。

手術室というのは院内でもっとも清潔にしなければならないスペースです。
当然、靴もはきかえなければいけませんし、白衣に動物の毛がついている状態では入室できません。
また、室内での動作も(手術中など特に)注意が必要です。

壁の色、床の色がほかの部屋とまったく違えば、自然と部屋に入る瞬間から気持ちが切り替わります。

ちなみに先日ご紹介したICUも同じ理由で緑に統一しています。

麻酔器・人工呼吸器 麻酔導入

こちらは麻酔器と人工呼吸器です。
上に乗っているのが人工呼吸器、下にあるのが麻酔器です。
術中の麻酔管理の要になります。


ベアハガー 1

これは保温システムです。
ベアハガー(Bair Hugger)という装置で温風がマットの中に送り込まれると・・・

ベアハガー 2 マットがふくらみます

マットには無数の小穴があいていて、そこから温風が吹き出します。
この温風が動物の体を包み込むことで、手術中の体温維持をおこなってくれます。

布団乾燥機みたいなものでしょうか。
手術後の動物の体は「ほっかほか」です。
ちなみに、ベアーハガー(Bair Hugger)=くまさんのだっこという意味です。
あったかそうですよね。

その他、電気メスや歯科処置器具などが準備されています。

電気メス 
電気メス(本体)。腫瘍の切除など出血の多い手術に役立ちます。

歯科器具 
歯科処置器具。歯の健康は長生きの必須条件です。歯石・歯周病治療に使用します。

町田市 谷口動物病院 犬猫専門
 


施設ご紹介 番外編
2009年01月30日 (金) | 編集 |
この病院には私のこだわりポイントがたくさんあるのですが、その中のひとつ、トイレをご紹介します。

こだわりポイント1
 限られたテナントスペースのなかで、可能な限りトイレを広くとりました。
トイレ

こだわりポイント2
 リードフックを設けて、ワンちゃんを中につなげるようにしています。
リードフック

こだわりポイント3
 手洗い場のカウンターを広くとることで、キャリーに入ったワンちゃん・ネコちゃんを置くことができるようにしました。
 トイレ カウンター

病院に動物連れてきていると、トイレで皆さん困ることがあると思うんですよね。
トイレ行きたいけど、ワンちゃん・ネコちゃんどうしよう?
中に連れて入ったはいいけど、リードを持ったまま用をたすのは至難の業。

結局、我慢してしまう方もいらっしゃると思うんですよね。
動物と一緒にトイレに入るというのも落ち着かないかもしれませんが、ぜひ、ご遠慮なくご利用くださいませ。

施設ご紹介 3
2009年01月21日 (水) | 編集 |
今日は病院の入院施設の要であるICU装置をご紹介いたします。

ICU.jpg

左上に見えるのがこの装置のコントロールパネルです。

ICU操作パネル

この装置では、ケージ内の温度・湿度・酸素濃度を厳密に管理することができ、とくに手術後の回復期のワンちゃん・ネコちゃん、重度心疾患による呼吸困難状態のワンちゃん・ネコちゃんの維持管理に力を発揮します。

検査室から
検査室から 2  検査室から 1

ICU装置には当然ですが集中管理が必要な患者様が入院します。

こまめな状態チェック・看護が必要ですので、ICU装置は検査室、医局と隣り合わせの配置になっており、各部屋からは窓を通して常に看視できるようになっています。

医局から 医局から

これにより、医局での休憩中・事務作業中でも、検査中・診察中でも常にICUの状況を把握することができます。

このICU・医局・検査室の配置は、病院設計の段階からこだわりぬきました。

病院内で、獣医師が過ごす時間が長いのは診察室・検査室・ICU・医局の4ヶ所が主になります。
この全ての部屋がつながりを持つことで、どの部屋で作業をしていても、全ての部屋の状況を把握することができ、これによって、獣医師の作業効率が格段に上がります。
作業効率がよくなれば、診療・検査・入院管理すべての作業の質をあげるとができます。

できれば、病気で入院するということはないほうが良いのですが、万が一、皆様の大切なワンちゃん・ネコちゃんをお預かりする状況になれば、このICUで、万全の体制で治療に臨みたいと考えております。




施設ご紹介 2
2009年01月12日 (月) | 編集 |
こちらは画像診断室です。
画像診断室

レントゲン撮影や超音波検査(エコー)、心電図検査をおこなう部屋です。

エコー  心電図

レントゲン・心電図についてはとくに説明の必要もないかと思います。
超音波診断装置(エコー)は、腹部内臓器の詳しい診察はもちろん、当院で力を入れている循環器疾患(心臓病)の診断治療にも欠かせない診断装置です。

心臓内部計測 心臓内部構造の計測

心臓の内部構造をリアルタイムで観察することで、心臓の動き・構造・機能を正確に把握することができます。

血流速測定 血流速度(血液の流れる速度)の測定

カラードプラという機能をつかえば心臓内を流れる血液の動きもリアルタイムで観察することができます。



ワンちゃん・ネコちゃんで心臓病というのは意外に多いものです。

先天的な心臓の奇形以外は、たいていが老犬・老猫になって症状が出てきます。
初期の症状が、「なんとなく元気がない」「散歩で疲れやすい」「すこしせき込むことがある」というパッとしない症状のため、たいていの飼い主様が「年のせいかな・・・?」という風に考えがちで、この時点で病院に来院されるケースはまだ少ないのが現状です。

明らかな呼吸困難や心臓発作が発症して来院された時には、すでに重度の心臓病にまで進行していることがほとんどです。

心臓病は、基本的には治るものではなく「症状をコントロール」するものです。
軽度のうちに診断し、治療をはじめれば日常生活を問題なく送り、寿命をまっとうすることも少なくありません。

初期の心臓病で、症状が見られない段階でも、聴診をおこなえば心臓の「雑音」が聞き取れることはよくあります。
ぜひ、年に1~2回は体調が良くても身体検査・健康診断を受けられることをお勧めします。








施設ご紹介 1
2009年01月05日 (月) | 編集 |
検査室

こちらは検査室です。
診察室や処置室・入院室と隣接しているので、サンプルを採取したらすぐに検査ができるようになっています。

院内でできる検査としては、糞便検査・尿検査・血液検査・血液生化学検査・皮膚検査・細胞診検査などがあります。

糞便検査は顕微鏡で糞便を観察することで、寄生虫感染の有無を判定したり、腸内細菌の状態を知ることができます。

尿検査では、尿の性質や尿石の有無などを調べることができます。尿の状態によって間接的に腎臓の状態を知ることもできるので重要な検査になります。

血球計数器  生化学検査器 2

左の写真が血球計数器。右が生化学検査器です。
血液検査・血液生化学検査は人間で健康診断などでやるのと基本的には同じです。
血液の一般状態や、肝臓の数値・腎臓の数値などを測定して、一般的な内臓疾患の診断に役立てます。

顕微鏡

皮膚検査・細胞診検査というのは、炎症を起こした皮膚表面や、腫瘍細胞をサンプリングして顕微鏡で観察・診断する検査です。
院内で判断しきれないような難しい症例は、専門の検査センターにサンプルをおくって診断をしてもらうようになります。

血液検査を含めて、大体の検査が30~40分以内に結果が出るようになります。
(細胞診検査のみ状況によって数時間から数日お時間をいただく場合があります。)