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町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
作画25周年!おめでとうございます^^
2018年12月28日 (金) | 編集 |
町田市 相模原市 動物病院 谷口動物病院




漫画家のたらさわみちさんから、素敵なプレゼントをいただきました。



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動物病院物語作画25周年の記念品です。


MF動物病院日誌から始まり、徐々に主要キャラクターが入れ替わり、舞台となる動物病院は変わっていったものの・・・


ずっと一つのつながりを持った作品として最新シリーズまでなんと25周年!


作者であるたらさわさんの努力はもちろん、それを熱い思いで支えてきた読者の皆様あってのことですね。


当院も先日10周年を迎えたばかりですが、大先輩ですね!


ドラマでは、相葉さん扮するコオ先生はトキワさんと別れてまた一人に戻ってしまいましたが・・・


その後の活躍は最新シリーズ「しっぽ街のコオ先生」に描かれております。



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10年たちました!
2018年12月15日 (土) | 編集 |
町田市 相模原市 動物病院 谷口動物病院


本日、12月15日は谷口動物病院の開院日です 



2008年12月15日に開院し、あっというまの10年間でした



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沢山のワンちゃん・猫ちゃん・飼主様にご信頼いただき、頼りにしていただいて過ごしてきた10年です。


10年という節目の年ですが、気持ちとしてはまだまだ途中経過。


これからも、皆様に「この病院で診てもらってよかった!」と思ってもらえるような


そして、一緒に働いてくれるスタッフにも「この病院で働いていてよかった!」と思ってもらえるような


そんな病院を目指して頑張っていきます



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ドラマ監修裏話 「僕とシッポと神楽坂」 最終話
2018年12月02日 (日) | 編集 |
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遂にここまで来ましたね!


「僕とシッポと神楽坂」 最終話です。



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行方不明だった加瀬先生が見つかり、コオ先生にはアメリカから引き抜きの話が・・・


トキワさんのいない病院、一人複雑な思いを抱えるコオ先生のもとに一匹の柴犬が迷い込みます。


認知症を患った老犬のタロウ君です。


食環境が整い、予防医療が浸透した現代の獣医療では、ペットも高齢化によって認知症を患うケースが増えています。



一般的には柴犬に多いと言われますが、統計的にはほかの犬種とそれほどの差はないそうです。


ですが、日々の診察経験からすると、柴犬では特に症状が重度であるように感じています。


もちろん、ほかの犬種でも認知症の症例は多くいますが、夜鳴きや徘徊など飼主様の日常生活にも影響が出るほどの重度の認知症は柴犬に多いのではないでしょうか?


それにしても、タロウ君役のワンちゃん。素晴らしい演技でしたね。



脚本を拝見した時には、認知症の演技なんてできるのかなぁ?と半信半疑でしたが・・・



見事な演技でしたね。


さて、認知症のワンちゃんで一番問題になるのが、夜鳴き。


ドラマでもそういったシーンがありましたね。


この夜鳴きの対策はなかなかに難しいのが正直なところ。


認知症により生活のリズムが乱れたワンちゃんは日中に寝てしまって、夜に活発に活動してしまいます。


対策としては、日中になるべく散歩に行くなどして、生活のリズムを整えるようにするのが基本。


それに加えて、必要に応じて鎮静薬などを投与する場合もありますが・・・


ただ、そこまで強力に寝かせるお薬ではないので、なかなか夜鳴きを止めることは難しいのが実情です。
(内臓機能の低下した老犬に、強力なお薬を毎日のように投薬するわけにはいきません。)


ご近所からの苦情で飼育を継続することが困難になったり、飼主様ご家族の生活リズムまでめちゃくちゃになってしまったり・・・


ドラマのように、ご高齢のご家族の介護もしつつ、認知症のワンちゃんの介護まで・・・そして飼主様は心身ともに疲れ果てて・・・


そんなことが、動物医療の現場で実際に起こっているのです。




ところで、トキワさんがコオ先生のもとを去る時に、たくさんの注意書きのメモを書き残していきましたね。


このメモ


「トキワさんだったらどのようなことを書くでしょうか?」



と助監督さんから依頼されて、いろんなパターンを考えてメールしたのですが・・・


全然使われていませんでした・・・( ^^;)


う~ん・・・ちょっと残念です(><)



ということで、全8回。「僕とシッポと神楽坂」どうでしたか?



動物医療監修という初めての経験でしたが・・・


用意された脚本をチェックするだけではなく、お話の根幹になる症例を考えるところまで担当することになったので、なかなか責任重大な役割でした。


その分、いろいろと苦労するところもありましたが、お話に大きくかかわることができたという達成感がありましたね。


フィクションなので、あるていどオーバーな部分もありつつも、なるべくリアリティのある作品になるように症例を考えたのですが、皆様お楽しみいただけたでしょうか?



初めに脚本を拝見した時には、「ずいぶんと原作とはキャラクターの性格も違うし、マンガとは別物になりそうだなぁ・・・」と複雑な気持ちでした。


原作自体にも、獣医師としてたくさんのアドバイスをさせていただいて、たらさわさんの作品作りに長くかかわってきて、想い入れのある作品です。


どんなドラマに仕上がるのが、心配な部分も正直あったのですが・・・・


結果としては、私自身も最後まで楽しんで観ることができました。


患者様からも、「楽しみに観てるよ!」とおっしゃっていただくことが多く、私個人としては責任を果たすことができたかな・・・と満足しています。


ドラマが最終回を迎えて寂しい気持ちもありますが、なんとか無事に監修の仕事を終えることができて、ほっとしています(^^)



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ドラマ監修裏話 「僕とシッポと神楽坂」 第7話
2018年11月24日 (土) | 編集 |
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コオ先生とトキワさんの距離がぐっと縮まってきた第7話です。



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今回のお話では、コオ先生の幼馴染の「名倉」と「まめ偪」の愛犬が脳腫瘍で緊急手術に・・・!!


これも初期の台本では、「○○が疑われる。確定診断できないのでナルタウンへ」という記載で私のところに回ってきました。


いままで、「ナルタウンでできなかった○○をコオ先生が・・・」という流れで来ていたのですが、ここにきて立場が逆転です。



しかも、手術は田代先生が執刀。



コオ先生の知識、手術の技量はナルタウンの田代先生に匹敵するという設定ですから、ちょっとやそっとの病気ではナルタウンに回せません。



まず、坂の上動物病院で確定診断を下せないということは、CTやMRIなどの高度画像診断施設が必要になるということになります。


確定診断にCT/MRIが必要になる病気としては、やはり脳神経疾患が思い浮かびます。


その中でも、特にスペシャリストでなければ手が出ないような手術・・・となると、脳腫瘍でしょうか。
※劇中では言及されませんでしたが、田代先生は脳外科のスペシャリストという設定で脚本は書かれています



劇中でも触れられていましたが、ワンちゃんでは「髄膜腫:ずいまくしゅ」が、脳腫瘍として最も発生頻度が高いと言われています。


人間では「髄膜腫」は良性腫瘍として扱われるそうですが・・・


ワンちゃんでは正常組織との境界が不明瞭(腫瘍の浸潤)になるなど、悪性所見を示すもの少なくないそうで、その摘出には高度な技術と設備が不可欠です。


術野を拡大するための脳外科手術用などの最新設備が劇中でも登場しましたね。


ちなみに、最先端の高度医療や専門手術の監修となると、私では知識不足です。


そこで、手術の詳細などについての外科監修は、日本動物高度医療センターの平尾先生をはじめとする専門医の先生方のお力も借りて撮影を行っているんですよ。



なので、私も今回の手術シーンは「おお~、すごいな~」と思いながら楽しませてもらいました。


いやぁ、それにしてもナルタウンの設備での手術となると、いろいろと無理をしなくてすんだので、医療監修もだいぶ気が楽でした・・・(笑)




ところで、コオ先生がトキワさんの看病をするのに病院を留守にするシーンがありましたが・・・


初めの脚本では堀君が「最近では僕も腕を上げたんですよ!」なんて感じで診療をする・・・ということになっていましたが。


もちろんNGです。堀君は学生なので診療はできません。そこで、コオ先生が処方・準備したお薬の受け渡しを留守番中に行うという設定に代わっています。


あと、皆さん、あの流れだと名倉とまめ福はよりを戻して結ばれる・・・と思いましたよね?



私もすっかりそのつもりで見ていたら、大どんでん返しでビックリしました(笑)



あれ~?この二人より戻すんじゃなかったっけ~??


と思って、初期の台本を確認したら、確かにはじめは二人は結ばれる筈だったのですが・・・


最終稿になる頃には名倉がフラれる設定に変更されていました。


監修したのはもう数か月前なので、すっかり忘れていたのでビックリでしたよ。



さあ、来週はいよいよ最終第8話。


行方不明だった加瀬先生が見つかり、コオ先生には海外から引き抜きの話が・・・


いったいどうなる??



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ドラマ監修裏話 「僕とシッポと神楽坂」 第6話
2018年11月17日 (土) | 編集 |
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ラストシーン。

ふらついたトキワさんをコオ先生が抱きとめて・・・

って、あの状況からいくらなんでも「お姫様抱っこ」はないでしょ??

と、思いませんでしたか??


ということで、「僕とシッポと神楽坂」第6話です。



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劣悪な環境で飼育されていた繁殖犬を香子ちゃんが保護して連れてきます。


保護してきたロミちゃんは、ストレスのせいか、いろいろなものを齧って飲みこんでしまう癖があって・・・物語終盤ではコオ先生が心配したように、飲み込んだ異物が腸閉塞を起こしてしまい、緊急手術となってしまいます。



このお話。初めに台本が私のところに回ってきた時点では・・・


コオ先生 ××犬の健康診断をしてる。
       と、なにか気になることがあって。
コオ先生「・・・・」
トキワさん「(気づいて)どうかしましたか」
コオ先生「××検査もしましょう」


コオ先生「××に××の疑いがあるね。詳しいことは検査の結果を見ないと分からないけど」


コオ先生「××が××してます。緊急手術をします」


といった感じです。


この××を埋めていって、お話が成り立つようにしなければならないのですが・・・

そもそもですね、はじめの検診の際に異常が見つかって、なおかつそれが後に緊急手術に発展してしまうような病気があったとしたら・・・

のんきに里親さん探している場合ではありません。


なので、「異常はあるものの、ごく軽微なもので、里親探しには支障がない」のだけれど、でも後々には「命にかかわる状況で緊急手術に!!」という条件を満たさなければならないのです。


ということで、私が提案したのは「異物による腸閉塞」。



実際にワンちゃんの緊急手術ランキングでは、「異物による腸閉塞」はどの動物病院さんでもトップ3に入ってくるはずです。


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さて、というわけで消化管内異物の症例でいくことになりましたが、ここで製作サイドからの要望で、「なるべく難しい症例を!!」とのリクエスト。


やはり、ドラマの盛り上がりとしては、手術中に「これは難しいぞ・・・!」というようなシチュエーションが必要なようです。


そこで、コオ先生には「紐状異物が腸壁に食い込んで、容易にはひっぱりだせない」症例に挑んでもらうことになりました。


これは、実際に私自身が経験した症例をモデルにしています。


いやホントこれ大変でした。


※手術中の画像があります。苦手な方はご注意ください!!

消化管内異物 緊急手術その1

消化管内異物 緊急手術その2



劇中でホリ君が「腸がアコーディオン状に・・・」と言っているシーンがあったり、コオ先生が「無理に引っ張ると腸が裂ける危険があります」といったセリフがありますが、上記の症例がモデルになってるのです。



そういえば、こんな症例もありました。

信玄餅のタレの容器



この症例は「僕とシッポと神楽坂」 第12巻 53話にでてくるんですよ(^^)



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