町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
フィラリア予防のお知らせ
2012年11月30日 (金) | 編集 |
ワンちゃん・ネコちゃんでは6月末から11月末は
フィラリアの予防期間になります。



6月中は混雑が予測されますので、お早めにご相談くださいませ。

予防薬投与前の血液検査(ワンちゃんのみ)、お薬の処方は4月よりおこなっております。


    フィラリア予防 12年度



    猫フィラリア予防12年


狂犬病予防接種のお知らせ
2012年06月30日 (土) | 編集 |
       RV12年

肛門腺の破裂??
2012年05月19日 (土) | 編集 |
「肛門腺が破裂する!」



って、耳にされたことございませんか?




肛門腺というのは、肛門付近にある分泌腺のことで、強烈な臭気を放つ分泌液を分泌します。




この肛門腺は、肛門の両脇にある肛門嚢という袋状の器官に貯留し、排便時や興奮時などに分泌されるのですが・・・




この分泌口が、感染症や炎症などでふさがってしまうと、内部にたまった膿などが、あたかも破裂したようになって肛門の横から排出されることがあります。





こんな感じ↓





20120519tah.jpg
矢印は肛門の位置を示しています。まるで囲ったところが、破裂した肛門嚢。
皮膚に穴が開いて、内部から膿が排泄されます。
この症例はまだ軽度で、もっとひどい症例では、直径2cmほどの大穴があくこともあります。







やたらとお尻を気にしてなめる、お尻を地面にこすりつけるなどの症状がみられた場合は、この疾患の可能性がありますので、早めにご相談いただくことをお勧めいたします。



町田市 谷口動物病院

切除生検 ~乳腺~
2012年05月17日 (木) | 編集 |
避妊手術前の検査で、乳腺に腫瘍が見つかったワンちゃんの術中の写真です。




20120515tah.jpg




手術器具で示している部分に「しこり」があるのがお分かりいただけるでしょうか?




乳腺に腫瘍が見つかった場合の対処法にはいくつかあります。



① 腫瘍部分を含む側の乳腺をすべて切除する。

② 腫瘍部分の乳腺だけを切除する。

③ 腫瘍部分だけをくりぬくように切除する。


などです。


それぞれ、一長一短あるわけですが・・・



今回は、避妊手術がメインだったことと、腫瘍が5mm程度と小さなものが1個だけでしたので、腫瘍部分だけをくりぬくように切除しました。



くりぬいた腫瘍は検査所に送って詳しく検査してもらいます。



その結果が、万が一「悪性」で合った場合は、改めて乳腺をごっそりと取り除くような手術が必要になるのですが・・・



今回は、幸いにも結果は「良性」でありました。



乳腺腫瘍は、女の子のワンちゃんでは最も多い腫瘍の一つです。


2~3週間のうちに、急激に大きくなるケースや、複数出現するケースもありますので、中高齢のワンちゃんでは、普段からおっぱい周辺にしこりが無いかお家でチェックしていただくことが大切です。

糖尿病になると・・・
2012年05月15日 (火) | 編集 |
前回、インスリン注射について少しお話しましたが・・・




今回は、糖尿病になった時の症状についてであります。




糖尿病とは、膵臓から分泌されるインスリン(ホルモンの一種)が不足することで引き起こされます。




インスリンというのは、血液中のエネルギー(糖分)を細胞内に取り込む働きを持っています。



そのため、インスリンが不足すると、血液中のエネルギー(糖分)を細胞に取り込むことができないため、血液中にエネルギー(糖分)が余ってしまう=高血糖になってしまうわけです。



血液中の過剰な糖分は、腎臓から排泄されて糖尿になります。




尿に糖分が排泄される際に、水分も一緒に多く排泄されるため、おしっこの量が多くなります。




おしっこに水分が多く出て行ってしまうため、当然、喉が渇き、水を飲む量が増えてきます。




そのため、初期の糖尿病で飼い主様が一番気がつきやすいのが、「多飲・多尿」といった症状になります。








糖尿病がさらに進行すると、今度は「食欲はあるのに痩せていく」という症状が出てきます。



前述のように、インスリンは細胞内にエネルギーを取り込む働きを持っています。



インスリンが不足すると、細胞内にエネルギーを取り込めなくなってしまうため、結果的にはいくら食べても体はエネルギー不足の状態に陥ってしまいます。



そのため、体は生きていくために脂肪を分解して、なんとかそれをエネルギーとして利用しようとするのです。





なので、「食べてるのに痩せていく」という症状がでてくるわけです。





ただし、この「脂肪を分解してエネルギーとして利用する」のには限界がありまして、脂肪を分解した際に発生するケトン体という物質が蓄積すると、中毒症状が発症し、最悪の場合は死にいたる危険がございます。




「食べてるのに痩せていく」という症状は、糖尿病の症状としてはかなり進行し、危険な状況が近づいていることを意味します。




糖尿病は、ワンちゃん・ネコちゃんでも一般的な病気で、ここ近年は人間同様に食習慣や運動不足から症例数が増えているという報告もございます。



やはり、まずは適切な食事管理と運動量。



そして、日ごろからの元気食欲・排便排尿の状態をよく観察していただき、気になる点があれば早め早めに獣医師にご相談いただくことが大切です。